リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 (ビーボーイノベルズ)
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によって 水樹 ミア
3.7 5つ星のうち4 人の読者
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内容紹介 【オメガバース×ファンタジー、溺愛×不憫! 発情期が来なくて捨てられた「役立たずのオメガ」を拾ったのは…! ?】 オメガがアルファに支配され、 アルファの子供を孕むための道具のように 王宮で管理されている白国。 成人しても発情期が訪れないシアは、 子を産めない「役立たずのオメガ」として 王宮の外に捨てられ、青年医師イズマに救われる。 初対面のシアを優しく守り、涙をぬぐってくれたイズマ。 実は彼は白国と敵対する黒国の強力なアルファだった。 発情できない出来損ないと言われてきたシアだが、 イズマに惹かれる気持ちを止められず…! 「アルファがオメガの首を噛むと、 そのオメガは噛んだアルファ以外に、 アルファは噛んだオメガ以外に発情しなくなるんだ」 二人の間に命が生まれる後日談「アルカスの光」も収録。 【登場人物】 シア/白国の王の血を引くオメガ。 役立たずとして捨てられ、自分に自信がない。 イズマ/青年医師。実は黒国最高位のアルファ。 シアには蜜のように甘い。 内容（「BOOK」データベースより） オメガがアルファに支配され、アルファの子供を孕むための道具のように王宮で管理されている白国。成人しても発情期が訪れないシアは、子を産めない「役立たずのオメガ」として王宮の外に捨てられ、青年医師イズマに救われる。初対面のシアを優しく守り、涙をぬぐってくれたイズマ。実は彼は白国と敵対する黒国の強力なアルファだった。発情できない出来損ないと言われてきたシアだが、イズマに惹かれる気持ちを止められず…!二人の間に命が生まれる後日談「アルカスの光」も収録。
以下は、リュカオンの末裔 オメガバース・紡ぎの運命 (ビーボーイノベルズ)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
オメガバースモノというだけで、なんとなく読んでみたのですが、思ったより面白かったのでレビューします。役立たずの出来損ないとして放り出されたシアというオメガが、隣国のアルファ、イズマに助けられて幸せを掴むお話です。まず白国と黒国と2つの国が出てくるのですが、白国はアルファが権力を牛耳っていて、オメガはアルファを産む為だけの存在として扱われています。オメガ自身も自分達の存在意義は 、アルファに奉仕し子を産むことと思っています。そんな中、発情期が来ないシアは存在する意味もない出来損ないという訳で、アルファの保護下から放り出されます。ベータにとってオメガはアルファを惑わし利益を搾取する化け物であり、侮蔑と嫌悪の対象であるので、あっという間にシアは絶体絶命のピンチに陥りますが、ここでイズマに助けられて隣国の黒国に渡ります。後は、イズマに溺愛され自分の存在意義を見出し、ツガイの愛と家族を手に入れるという、シアのサクセスストーリーなのですが、アルファの能力はオメガを守る為のものと考え、奉仕者の立場に立つ黒国のアルファ達はなんて素晴らしい人々でしょう！アルファ、ベータ、オメガと皆平等でアルファの能力は弱者を助ける為に使われているのです。そんな上手くいくかいな、と思いますが、いつもオメガが理不尽に苦労するオメガバースものを読んでいるので、タマにはこういうのもイイよね！と思ってしまいました。シアはいじらしく可愛くて、イズマはそりゃもう男前です。いっぱいイチャイチャします。オメガの夢の国ファンタジーとしてお楽しみください。
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