漢文が読めるようになる論語編本ダウンロード無料pdf

漢文が読めるようになる論語編

strong>本, 幸重 敬郎

漢文が読めるようになる論語編本ダウンロード無料pdf
によって 幸重 敬郎
3.9 5つ星のうち2 人の読者
ファイルサイズ : 19.96 MB
内容紹介 シリーズ第3弾。本書では、『論語』の文章を使って漢文訓読の技術を学んでいきます。「子曰く」で有名な『論語』は落語、お芝居の台詞や、慣用句にも使われており、日本人にとって、書物と知識の象徴のようなものです。第一部では返り点、送り仮名のある文章で練習し、第二部では白文を読んでいきます。二千年以上前に書かれた文章を読むための技術を学ぶことは、日本語の表現を豊かにすることにつながっています。
以下は、漢文が読めるようになる論語編に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
河合塾の人気講師幸重敬郎氏による『漢文が読めるようになる』の続編で、本書ではほぼ全編が白文を読むことに挑戦するかたちになっており、題材として『論語』が取り上げられています。著者は予備校講師を職業としていますが、前著と同じく本書も対象は学生ではなく、一般の漢文に興味をもつ人たちを対象としています。ここで一般人といいましたが、本書のような性格の本を手に取るひとというのは漢籍にある程度以上の関心と知識のあるひとに限られ、本当の一般人はこのような本は読みません。その意味で一般人というのは専門家ではないが漢籍に興味のあるという括弧付きの「一般人」ということになるでしょう。となるとここで当然のようにある問題が出てきます。取り上げている題材が『論語』である点です。この程度漢籍に興味のあるひとなら、大体『論語』の有名な章は諳んじているのが普通だと思いますので、それを教材に使用してはたして白文を読む勉強になるのか?という問題です。わたしもそんな一人で短い章は大体暗誦しており、長い章でも原文を交えながら大体の内容を説明することができます。ところが、これが勉強になるんです。暗誦しているというのは書き下し文をただ覚えているというケースが多く、原文に当たって分析的に読んでいる訳ではないんですね。だから「之には倒置のはたらきがある」とか「諸は之於の仮借文字として使用されている」等々そこまで文法的に考えて読んでいなかった箇所だらけであることに気付かされます。勉強になります。要所を抜き出してメモをするなどして勉強しなおしたいと思います。まさか専門家の方にお勧めする訳にはいきませんが、ある程度漢籍に知識があると思っている方、漢文訓読に関する知識を整理するよい機会だと思ってぜひ手に取ってみて下さい。ところで幸重さんにはこの『漢文が読めるようになる』をぜひシリーズ化して欲しいと思います。今回よく分かったのですが、自分が知っているつもりになっているもの程、新しい発見があるもののようです。とりあえず、次回は『論語その2』か『孟子』あたりで如何でしょう。なお前作と同じく気持ちとしては☆5つですが、カバーしている範囲を考えて☆4つとさせていただきました。

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